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日本農業新聞
2022年6月10日に掲載しました。
ご案内
2022年定時社員総会
の開催報告
2022年6月24日(木)13:00〜14:00
実会議とリモート(zoom)のハイブリッドで開催します。
事務局・実会場からZOOMを発信します。理事長・海老澤惠子が定款にのっとり総会議長として運営します。
60分前に、正会員、賛助会員・理事/監事からZOOMに参加が可能です。
機材(PC等)の町政にお使いください。
第T号議案 2021年度活動報告概要(2021年4月1日〜2022年3月31日)
第U号議案 @ 2021年度 事業決算(案)報告審議の件
第U号議案 A 2021年度 特別会計 飼料用米多収日本一表彰事業会計 事業決算(案)報告審議の件
第V号議案 2022年度(令和3年度)活動計画(2022年4月1日〜2023年3月31日)
第W号議案 2022年度 事業計画と予算案(活動計算書案)
第X号議案 新規会員の申請と今後の加入の推進
第Y号議案 2022年 理事欠員の補充について
今回の社員総会では現在の役員(理事・監事)は全員改選となります。昭和産業株式会社 飼料畜産部専任部長
引き続き、第1回理事会を開催します。
2022年度第1回理事会
2022年6月24日(木)14:10〜14:20 にリモート(zoom)で理事会を開催します。
2022〜2024年度の理事の役割分担を決定します。
一般社団法人日本飼料用米振興協会
理事長 海老澤 惠子
本部:東京都中野区弥生町1-17-3
TEL:03-3373-8119
さいたまリモート支局
理事・事務局長 若狹良治
さいたま市南区内谷5-4-14-1006
社員・賛助会員のページ
資料
一般社団法人日本飼料用米振興協会のホームページを
ご訪問いただき、感謝申し上げます。
コロナに負けずに
2022年を一層の飛躍との年に共に頑張りましょう
上の赤文字をクリックして、ページをご覧ください。
2022.6.1 発信
令和4年6月1日 農林水産省
令和4年度「飼料用米多収日本一」の募集を開始します
農林水産省及び一般社団法人日本飼料用米振興協会は、飼料用米の生産に取り組む農家の生産技術の向上を図るため、「飼料用米多収日本一」コンテストを開催しています。
この度、令和4年度の募集を開始しますのでお知らせします。
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2022.5.23 発信
飼料用米関連情報
2022年6月1日農林水産省発表資料を閲覧できます。
「令和3年度 飼料用米多収日本一」
受賞者の取組概要
◆令和3年度飼料用米多収日本一表彰者の紹介
質問に答えて
信岡先生がお答えしました。(後日、返信したものです。)
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意見交換会の質問(佐橋正文さんより)
質問1:環境・循環型社会への貢献とありますが、米はCO2の吸収はどのくらいですか?
家畜糞は堆肥がよいのか、発電がよいのか?
回答1:地球の炭素循環、炭素の貯留(ストック)の状況は、大気中の炭素ストックが7,600億t、世界の化石燃料の燃焼等に伴う排出量は73.3億t(炭素換算)です。これに対して植物体のバイオマスに含まれる炭素は5,000億t、土壌中(表層1m)の有機炭素ストックは2兆tと大気中の炭素ストックの2.6倍もあります。
なお、土壌と大気の間では毎年600億tの炭素が出入りしていますがここでの炭素収支はゼロです。
ところで、わが国で水田に堆肥を1,000kg/10aを施用した場合、年間の炭素貯留増加量は85万tと試算されています。ただし、堆肥施用に伴いメタンの発生が毎年17〜27万tあるので、これを差し引くと毎年58〜69万tの炭素が水田土壌に貯留されることとなります。これを10a当たりで換算すると26kg/年の炭素貯留となります。
しかし、現状は水田への堆肥の投入量は100kg未満/10aで、ほとんどが窒素肥料など化学肥料の投入で稲作を行っているので水田土壌への炭素貯留の増加ではなくて逆に炭素の放出の方が多くなっています。
家畜ふんの利用は堆肥化して土壌還元がコスト的に最も合理的で土壌中に炭素を貯留するので地球温暖化防止にも有効です。発電への利用はバイオマスの利用としては有効ですが、基本的にはカーボンニュートラル(炭素収支ゼロ)なので地球温暖化防止には一定の効果しかないと考えます。
意見交換会の質問(千葉県の山崎藍子さんより)
質問1:飼料用米の畜産での位置づけと展望は何かの講演で「トウモロコシと100%代替可能(鶏と豚)とあったが、どういう意味で代替可能なのだろうか?価格や栄養価、消化率など含めて総合的なのか?
また、飼料用米を利用した畜産物はヘルシーだが、簡単にコクはつけられるとあったが、どのような方法か?
回答1:ご質問ありがとうございました。飼料用米がトウモロコシと100%代替可能という意味は、飼料用米として契約栽培されたものを鶏や豚に給与する場合は栄養的にトウモロコシと100%代替可能という意味です。ただし、飼料用米のモミ米、玄米、精米でそれぞれ栄養成分は異なるので単純にどれも100%代替可能というわけではなく、それぞれの栄養成分の分析値に基づいて過不足を調整することが必要です。すなわち、ここでは契約栽培された飼料用米のモミ米と玄米であればトウモロコシと100%代替可能ということです。
また、その際の飼料用米の購入価格はトウモロコシの輸入価格(飼料工場到着価格)と同等であれば、100%代替可能です。なお、消化率は鶏ではモミ米であってもトウモロコシと同等です。理由は、砂嚢が鶏にはあり初生ヒナの段階からモミ米を給与していけば筋胃が発達して消化率はトウモロコシよりも向上します。養豚ではモミ米をできるだけ細かく粉砕して給与すれば消化率はトウモロコシとほぼ同じです。
食品添加物の分野ではコク味を付ける調味料としては様々なものがあります。代表的なものはグルタミン酸ナトリウム(グルソー)です。食品添加物の科学調味料として広く利用されています。これにイノシン酸やコハク酸などを混ぜ合わせて色々な旨味を出す添加物も利用されています。
天然物由来の調味料としては「ボニザイム」と「エキストラート」があります。「ボニザイム」は5種類の風味原料(鰹節、宗田鰹節、イワシ煮干し、鯖節、飛魚煮干し)を2種類の酵素で分解したペプチド系液体調味料です。アミノ酸とペプチドをバランス良く含み、うまみとコクみの付与に力を発揮することから、様々な調味料のベースとして利用されています。「エキストラート」は動物性タンパク加水分解物を主原料とするエキスです。コクと濃度感のあるのびやかなおいしさを与える調味料です。
配合飼料の飼料添加物として利用されているのは、海藻を原料とした「アルギット」です。ノルウェーの海岸に自生する褐藻アスコフィラ・ノドサムの乾燥粉末で、60種類以上のミネラル等が含まれており、コクとうまみが増してきます。これに、アミノ酸である「グルタチオン」を添加することで、コク味の広がりや持続性を付与できます。「グルタチオン」は、アミノ酸である「グルタミン酸」「システィン」「グリシン」の3つが結合したものです。なお、「グルタチオン」自体は、何の味もしませんが、他の味の厚みや持続性、広がりを引き出す、つまり「コク」を付与する効果があります。どの添加調味料をどれだけ添加してコク味を付けるかは、ノウハウ(知的財産)でレシピ(配合割合)自体は各社の企業機密となっております。
質問2:耕畜連携、地域循環型農業とあるが、水田に肥効成分のわからない堆肥を入れるのを嫌がる農家もいると聞いた。これに対する取り組みは何かあるのだろうか?
回答2:耕畜連携助成がありました。この助成金は現在、産地交付金化され各地域の農業再生協議会でどう配分するかはそれぞれに委ねられております。千葉県のある再生協議会では従来、10a当たり13,000円あった助成金の半分を堆肥の還元した農家に交付するように変更したと聞いていますが、各再生協議会での具体的運用内容は様々なようです。できれば県の再生協議会が主導して、水田への堆肥の還元(資源循環)を誘導するように指導をしていただければ幸いです。茨城県畜産会では県と組んで毎年堆肥コンクール表彰を行い、家畜糞尿を原料とした堆肥の成分を細かく分析し、農地への施用方法まで示して使いやすい堆肥の普及に努めています。
質問3:人口減少により食料自給率が高まるということは、人口減少で畜産物消費の減少⇒飼料用米の必要性減少となる可能性があるか?
回答3:現状のままで推移していくと仮定して20年後、30年後という長期的なスパンでみた場合、その可能性があるということです。しかし、長期的には今後の展開は全く不透明です。今後、周辺諸国(中国、韓国、台湾、香港など)の政治的な大変動で大量の移民が日本へ押し寄せてきて人口増加となる、あるいは日本が大規模な自然災害や大地震に見舞われ、経済的な打撃が大きく国力が急速に低下し人口減少の加速化が進む、逆に国策として人口増加への思い切った舵取りを行い人口増加へシフトしてくるなど変動要因は様々なものがあります。どういう未来になるかは、現在の我々の選択にかかっていると思います。
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農林水産省事務次官に末松広行さん
2018年3月27日に就任しました農林水産省事務次官の末松広行さんが、
農林水産省大臣官房食料安全保障課長の時の著書
食料自給率の「何故?」〜どうして低いといけないのか?〜
のPDF書籍を掲載します。
本資料は、当協会内部資料です。
全文15Mb(ダウンロードするのに時間がかかる場合があります。)
農林水産省 大臣官房 食料安全保障課 課長 末松広行
データを分割して軽くしました。
Part1.pdf Part2.pdf Part3.pdf
Part4.pdf Part5.pdf Part6.pdf
Part7.pdf Part8.pdf
全文 7頁
日本の食料安全保障、世界の食料安全保障 PDF
農林水産省 大臣官房 食料安全保障課 課長 末松広行
マウスを右クリックして、対象ファイルウィ保存してください。
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が必要です。
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ウンロードしてください。 |
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学習参考資料
日刊ゲンダイ 掲載連載(6回) 東京大学大学院農学部 教授 鈴木亘弘 氏 投稿文書
2018年8月 7日 規制緩和は国家の私物化 TPPは世界の私物化 PDF00 画像00
2018年8月 8日 @ 農協改革 ウォール街に155兆円を献上 PDF01 画像01
2018年8月 9日 A のうぎょ王の国家戦略特区 自分のための規制緩和 PDF02 画像02
2018年8月10日 B 種子法廃止 グリーバル種子企業による日本の植民地化 PDF03 画像03
2018年8月11日 C 「遺伝子組み換え」表示厳格化
「遺伝子組み換えでんしくみかえでない」、店頭から一層の恐れ PDF04 画像04
2018年8月13日 D 漁業権開放 浜全体の資源管理が混乱。崩壊する PDF05 画像05
2018年8月14日 E 国有林の実質払い下げ 経済効率化の追及が洪水被害を引き起こす
PDF06 画像06
北海道乙部町の水田でも飼料用米の作付けが拡大していました。今年の台風が幸いにも避けて通り過ぎたとのこと。
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「瑞穂の国」と言わる日本の国土。狭い国土で食糧自給率を維持できる力強い水田は、水で毎年洗い流すために連作障害のない、日本の限られた狭い耕地を有効利用できる優れた農法です。
ところが、この主食であるお米は日本では毎年8万dの消費が減少しています。これまで、その減少分を減反し、他の作物に転換したり、休耕田にしてきました。
私たちは、同じ水田耕作物である飼料用米専用種を作付けすることで日本型循環畜産業の貴重な飼料として利用することを推進してきました。そのことで輸入飼料穀物を減少させ、遺伝子組み換えの心配のない国産飼料の増産を目指す取り組みが広がっています。
更に、飼料用米の利用に関わって様々な取り組みが広がっています。先進的な取り組みを紹介し、飼料用米普及の活動を広げましょう。
一般社団法人日本飼料用米振興協会と農林水産省は、共同で「飼料用米の多収日本一の表彰事業」を運営しています。
一般社団法人日本飼料用米振興協会
運営準備資料