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●農林水産大臣賞・出島博昭さんの紹介


令和2年度「飼料用米多収日本一」表彰事業調査報告書

 
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令和2年度「飼料用米多収日本一」受賞者の概要(1ー1)

【単位収量の部】(敬称略)
                
褒賞名 経営体 (団体名・個人名) 住 所 品種 作付面積(a) 単収量
(kg/10a)
農林水産大臣賞 出島 博昭 秋田県大館市 秋田63号 182 874
政策統括官賞 有限会社 豊心ファーム
代表取締役 境谷 一智
青森県五所川原市 えみゆたか・みなゆたか 3,957 803
全国農業協同組合中央会会長賞 農事組合法人 ふながわ
代表者 由井 久也
富山県下新川郡朝日町 やまだわら 471 832
全国農業協同組合連合会会長賞 浅井 孝司 北海道美唄市 きたげんき 296 839
協同組合日本飼料工業会会長賞 高橋 俊惠 青森県五所川原市 みなゆたか 791 827
日本農業新聞賞 五十嵐 光博 山形県東田川郡庄内町 ふくひびき 408 807


【単位収量の部】
農林水産大臣賞
出島 博昭(いでしま ひろあき)




授賞式


左側:藤田茂地方参事官  右側:出島博志さん








秋田 NEWS WEB
飼料米の収量
大館市の農家が日本一に
「農林水産大臣賞」受賞
NHK秋田放送局
2021年04月15日 15時38分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20210415/6010010155.html


NHK秋田放送で報道されました。


このアドレスは現在視聴できません。







 去年、生産した飼料用米の水田10アールあたりの収量が全国で最も多かったとして、大館市の農家が「農林水産大臣賞」を受賞しました。

 受賞したのは大館市比内町の農家出島博昭さんで、15日、東北農政局秋田県拠点で出島さんに賞状が贈られました。
 農林水産省などは飼料用米の生産技術を評価するコンテストを実施していて、昨年度は全国から227件の応募がありました。

 出島さんは大粒で収穫量が多い品種「秋田63号」の生産に取り組んでいて、水田10アール当たりの去年の収量が874キロと全国で最も多くなりました。
 これは大館市内での飼料用米の収量の平均を300キロ余り上回っています。

 出島さんによりますと、他の品種よりも早い時期から田植えを行い、収穫時期も遅らせることで生育期間を長くしたことなどが収量を増やすことにつながったということです。
 出島さんは「4回目の挑戦で日本一になり、関係者の皆さんに感謝している。 今後は天候に左右されない稲作りを実践しながら、10アール当たり1トンを目指していきたい」と話していました。

 国や県は新型コロナウイルスの影響で主食用米の需要が落ち込み在庫を抱えていることなどから、飼料用米への転換を呼びかけています。

 農林水産省によりますと、県内で去年、生産された飼料用米は8736トンとなる見込みで、平成28年の1万9757トンの半分ほどに落ち込むなど、過去5年で減少し続けています。
 減少している背景には、主食用米と比べて販売価格が安いため農家の収入が減ることなどがあげられます。
 一方、県やJAなどでつくる協議会は、ことし6月末時点での主食用米の在庫量を15万5733トンと試算していて、価格が安定すると見込まれる12万トンを3万5700トン余り上回る見通しです。

 一昨年と昨年、天候に恵まれて生産量が増えたことに加え、新型コロナウイルスの影響で外食の需要などが落ち込んでいるためです。
 こうしたことから、作りすぎによる値崩れを防ごうと、県内のことしの生産量の目安はこれまでで最も少ない39万トンとしています。

 このため、県や国は主食用米から飼料用米への転換を農家に呼びかけていて、飼料用米の作付けを拡大した農家には助成金を交付して、主食用米並みの所得を確保するとしています。

飼料用米の単収全国トップに!
秋田・大館市
AKT秋田テレビ
地域
2021年4月15日 木曜 午後7:00
https://www.fnn.jp/articles/-/170360


AKT秋田テレビで報道されました。

このアドレスは現在視聴できません。

 家畜のエサとなる飼料用米の収量の多さを競うコンテストで、秋田県大館市の農家が日本一に輝き、15日、授賞式が行われた。
 出島博昭さんは、2020年度生産された飼料用米10アール当たりの収量の多さを競う部門で全国トップの「農林水産大臣賞」を受賞した。
 このコンテストは、高い生産技術を持つ飼料用米生産者を表彰するため2016年から行われていて、2020年度は全国から272件の応募があった。

 秋田県大館市管内の水稲の平均収量は、10アール当たり572キロだが、出島さんの飼料用米は昨年度874キロと水稲の平均を約1.5倍上回った。早めに田植えを行い登熟期間を長くしたことが多収量につながったという。
 飼料用米は主に比内地鶏のエサとなっていて、地域ブランドの維持にも一役買っている。
 秋田県水田総合利用課によると、新型コロナウイルスの影響で主食用米の需要が落ち込んでいるなか、2021年度秋の生産分を飼料用米などに振り分けることを呼びかけていて、今回の出島さんの受賞が、秋田県全体の飼料用米生産の普及につながることが期待される。

農林水産省・一般社団法人日本飼料用米振興協会