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食の戦争
出版社 文春新書
著者 鈴木宣弘
 ※ 東大大学院農学部教授



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 ◆ 食の戦争 紹介


著者  鈴木 宣弘

著者略歴

 東京大学 大学院 農学国際専攻 教授 農学博士 
 鈴木宣弘 すずき・のぶひろ
 1958年 三重県生まれ匂1982年東京大学農学部卒業。
 農林水産省、九州大学教授を経て、
 2006年より現職。専門は農業経済学。
 日韓、日チリ、日モンゴル、日中韓、日コロンビアTPP産官学共同研究会委員、食料・農業・農村政策審議会委員(会長代理、企画部会長、畜産部会長、農業共済部会長)を歴任。
 財務省関税・外国為替等審議会委員、経済産業省産業構造審議会委員。
 国際学会誌Agribusiness編集委員長。
 JC総研所長、農協共済総研客員研究員

『食の戦争』(文垂春秋、2013年)等、著書多数。

内容紹介

TPP参加が現実味を増すなか、食戦略なき日本の食の未来はどうなるのか。
日本が農業鎖国であるという言説は本当なのか。
作物の遺伝子組み換えが進み、モンサント社をはじめ食産業の寡占化・食のグローバル化がますます進むなか、近未来の食をめぐる世界戦略地図はどう描きかえられるのか――。
「閉鎖的な農業戦略にショック療法を」というかけ声の裏側にある各国の食戦略のウソを読み解き、時代じだいの食戦略とその結末を歴史的に振り返り、アメリカンスタンダードにノーをつきつけるヨーロッパスタンダードを紹介。
安全基準をも含めた食戦略の日本の、そしてアジアのあるべき姿を徹底して考える。

出版社 文芸春秋  文春新書 2013年(平成25年)8月20日 初版


書評など

鈴木宣弘『食の戦争−米国の罠に落ちる日本』 (文春新書)

毎日新聞「2013年 この3冊」に選出(選者: 松原隆一郎東大教授)

 レビュー(Amazonなどから抜粋)安いものには毒がある?
 http://pinhukuro.exblog.jp/21136326/
 本書を読んでいるとなんとも言えない怒りが湧き、やがて無力感に襲われる。それほどにアメリカの食の戦略は猛々しく狡知を究める。
 抵抗すべき日本の政治家・官僚・経済界のリーダーたちが「今だけ、金だけ、自分だけ」に凝り固まって、むしろアメリカに媚びへつらっている。
 TPPの仲間に入れてください、入場料として払ったのが郵政マネーのアフラックによる強奪。ガン保険市場に参入しないと約束するだけでは許さずアフラックに市場を明け渡すことを認めた政権、何が国益だ。せめてできることは高くても国産のしっかりした食品を買うこと。それもタカが知れてるなあ。
 こういう本を読む人が一人でも増えることは力になるのかもしれない。
 アメリカの食に対する戦略のすごさ! 2014/3/2TPPに対する反対の声を無視して進めようとしている政府のやり方に心からの怒りを感じていましたが、他の人にきちんと説明できませんでした。
 この本を読むと、アメリカの戦略が良く理解できます。ぜひ多くの人に読んでほしいと思います。国民を騙し続ける苦しみを思う。
 2014/1/3TPPが私たち日本人に突きつける根本課題について、常に現場の視点から、明確な危機意識の中で語られていて、真実味にあふれています。
 日本の将来を政界という欺瞞に満ちた実に小さな小さな視点から描こうとする現政権への痛快な助言書とも思えました。
 本当に日本の将来を案じているのは誰なのか、案じるふりをして実は金儲けを企むヤクザのような者は誰なのか、そんなことを真面目に考えてしまいました。
 これは、私たちの生き方そのものを問う書でもあると思います。
 コーポラティズム時代の大量破壊兵器としての食糧戦略:米国食糧分野の貿易政策から世界支配の構造と欺瞞を究明した名著,2013/12/10
 1%の多国籍企業に全ての富を集中し、全体の富の総量を増加さえできれば99%の自国他国の主権者国民が貧困化してもよいというのが、新自由主義、コーポラティズムによるNAFTA、FTA、TPP等を貫く21世紀の帝国主義政策の本質なのである。
 ここでは多国籍企業の観点しかなく、主権国家の観点はいったい何処へ行ってしまったのだろうか?それを取り戻す為の有益な農学的研究の成果と解答が本書である。本書は全日本国民必読の書です。
 最高です, 2013/11/22まさに鈴木ワールドです。農業問題の本質が完璧に語られています。 日本人必読の書, 2013/10/29日本人は自分たちの食について知らな過ぎる。この本を読んで本当のことを知ろう。
 日本人の食べ物と日本農業の危機に警鐘を鳴らす本, 2013/10/14
 私のようなもともと自由貿易肯定派であっても、本書の主張には深く考えさせられる面があります。いまTPPへの対応で日本は非常に重大な岐路にあり、TPPに賛成する人であっても、ぜひ読んで、考えを深める必要があると思います。
その意味で必読の本と言えると思います。
  「食の安全と安心」「強い農業」などを考える重要な知見を網羅, 2013/9/17"食の安全と安心"といった視点からTPPの問題点などに切り込んでいる当書も、木下順子氏(農林水産政策研究所)との共著『ここが間違っている!日本の農業問題』(家の光協会)などと並んで日本国民必読の書となろう。