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一般社団法人 日本飼料用米振興協会 [j-fra]  ジャフラ

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【アピール】2022年定時社員総会決議 飼料用米普及に向けてのアピール2022


                 

2022年(令和4年)6月24日
一般社団法人 日本飼料用米振興協会



2022年定時社員総会 決議







アピール「飼料用米は食糧安全保障の要である」


 コロナ禍で国際的にサプライチェーンの混乱が続いている。
とりわけ人の命に直結する食糧においては世界穀物市場の混乱で、かつての穀物ショックに匹敵する穀物価格の暴騰が生じている。
 加えてロシアのウクライナ軍事侵攻・黒海封鎖により穀物が戦争の武器(取引材料)とされており小麦、トウモロコシ、油糧種子(ヒマワリや大豆)などの流通が阻害され、世界規模の食糧危機が目前に迫ってきている。
 そのため食料の需給逼迫を見越し、食料の輸出を規制する国が増えている。
国際食料政策研究所(ワシントン)によると、ウクライナ侵攻以降、2022年6月時点で合計26か国が食料や肥料に対して全面的な輸出禁止措置などを導入している。
 さらに肥料原料(窒素、リン酸、カリ)の暴騰と入手難、原油・天然ガスの高騰によるガソリン、電気料金、ガス代の値上げに加えて、生産資材価格の値上げも相次いでいる。
 畜産経営も配合飼料の価格の相次ぐ値上げで全く採算が取れない状況に陥っている。
 グローバルな自由貿易で最も安く輸入できるところから調達していくという国際分業を前提とした自由主義経済体制そのものが根底から大きく揺らいでいるといっても過言ではない。
 わが国の食料自給率は37%(カロリーべ―ス)と先進国では最低レベルである。
 他方で、消費者のコメ離れは著しく1人当たりのコメ消費量はピーク時に比べて半分以下となっている。
 そのため、過剰在庫で米価は低迷しコメは余って困っており作付転換を余儀なくされている。
 過剰と不足が併存するといういびつな食糧の供給構造となっている
 食料がままならないとなると水田を生かした自給戦略に大きく舵を切るというのが我が国の食糧戦略の柱となるべきである。
 水田で作れるものといったら、最も適しているのはコメである。
 政府は飼料用米の推進を農政の柱として位置付けてきたが、一昨年から財政審議会の提言を受けて飼料用米の推進を言わなくなった。
 そのため、政府は飼料用米に本気で取り組むことを止めたのではないかと疑心暗鬼になっている。
 しかし、海外からの輸入穀物価格が高騰を続ける中で、相対的に国産飼料用米は価格的に有利となってきており現場では飼料用米は奪い合いとなってきている。
 ところが、政府が増産にブレーキをかけるという奇妙な構図が生じている。
 本当にわが国で食糧安全保障を構築するためには水田をフル活用して飼料用米を大増産することが最も有効であり、消費者・国民に安心感を与えることが必要である。

 そこで、政策提言として次の3点を提起します。

1)飼料用米の生産目標を70万tから280万tに大幅に引き上げ、飼料用米は食用米の作付転換の単なる受け皿ではないことを明確にし、食料自給率向上の柱として位置づける。

2)真に生産コストの低減ができるような施策の強化を図る。

3)飼料用米を水田フル活用の柱、食糧安全保障の要と位置づけ、安定供給に向けた条件整備を図るため、法制化及び価格形成・保管流通の合理化などを国家戦略として推進していくこと。

2022年7月15日


一般社団法人 日本飼料用米振興協会 




この「アピール」は、その一助として政府と多くの皆さまに提案するものです。




一般社団法人 日本飼料用米振興協会 理事会


 理事長     海老澤 惠子 中野区消団連 副会長


 副理事長    加藤   好一 生活クラブ生協事業連合会 顧問
 理事・事務局長 若狹   良治 NPO未来舎 副理事長
 理事      柴崎   靖人 昭和産業株式会社 畜産飼料部選任部長


 理事      鈴木    平 木徳神糧株式会社 執行役員 飼料事業部


 理事      信岡   誠治 有識者(前・東京農業大学農学部教授)


 監事      加藤   洋子 中野区消団連


    ※ 任期満了により、役員の改選を行いました。


      理事および監事の回線がありました。


      2024年6月定時社員総会の役員改選まで以上のメンバーです。




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白い黄身の鶏卵 白い脂身の牛肉・豚肉

濃厚飼料のトウモロコシを飼料用米に変更した際に、鶏卵の黄身が白くなりカプサイシンなどで着色して黄色い黄身の卵を生産している話があり、理念としては、飼料用米に変更することに理解はできても目で見たおいしさにかけるという鶏卵生産者の苦労話がありました。

一方、トウモロコシに含まれるカロチノイドで肥育した牛や豚の脂が黄色っぽくなるので評判が悪いが、飼料用米だと真っ白くなって評判が良いという正反対の話がありました。また、トウモロコシよりもオレイン酸が多く、参加して風味劣化の一因となるリノール酸がトウモロコシよりも少ないので品質上も優れているといわれます。

インターネットを検索すると「白い黄身の卵」という言葉が定着しており、若者では白い卵を評価する声も大きくなっており、生産者も従来の白い黄身を敬遠する声に対して意識の変革が必要ではないかと考えました。


飼料用米を餌としいぇ給与された豚肉の脂身は白色で評
判が良いという。